検討しやすい状態
- 頸椎症性脊髄症
- 後縦靱帯骨化症などを含む頸椎変性疾患
- 複数椎間で後方除圧が有効と考えられる脊髄圧迫
For Referring Doctors
情報提供:成田渉(亀岡市立病院 脊椎センター)
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頸椎OPERA法(MIST-OPERA / exLAP)は、小切開、筋付着部の温存、拡大視野、椎弓保持を組み合わせる片開き式頸椎椎弓形成術です。適応は神経症状、責任高位、アライメント、骨化形態、全身状態を合わせて判断します。
Indication
後方除圧が適する病態かを評価し、前方手術・固定術・保存療法を含めて治療を選択します。
Planning
小切開でも安全に操作できる術野を確保するため、術前に責任高位と骨性構造を詳しく確認します。
| 評価項目 | 確認する内容 | 術式選択への影響 |
|---|---|---|
| 神経所見 | 手指巧緻運動、歩行、腱反射、病的反射、膀胱直腸症状 | 脊髄症としての重症度と手術適応を整理する |
| MRI | 圧迫高位、脊髄信号変化、前後方圧迫のバランス | 後方除圧で十分な間接除圧が期待できるかを判断する |
| CT | OPLL、椎弓の厚み、棘突起形状、外側塊の形態 | 溝作成、開大方向、プレート設置、骨性リスクを計画する |
| X線・動態 | 前弯・後弯、可動性、不安定性、すべり | 椎弓形成単独か、固定術を含めるかの判断に関わる |
| 全身状態 | 骨質、感染リスク、抗血栓薬、糖尿病、ADL、麻酔リスク | 術式、周術期管理、入院計画、説明内容に反映する |
Operative Concept
『新 OS NEXUS No.18』掲載章から、術野の計画と椎弓保持に関する図を引用しています。本サイトではexLAPをOPERA法の説明上の同義語として扱い、外視鏡下で行う手術手技の説明に用います。
Positioning
exLAP 28例の研究概要 · 2024年原著論文 · 手術手技と図解
紹介元の医師には、術式名を増やすより、従来の頸椎椎弓形成術との関係を明確にした方が伝わりやすくなります。
Referral
診療情報提供書には、症状の経過、神経所見、既往歴、内服薬、保存療法の経過、過去の手術歴を記載し、MRI・CT・X線画像を添えてください。画像はDICOM形式での共有が望ましいです。
本ページは医療者向けの一般情報です。個別症例の適応は診察、画像、全身状態をもとに判断します。