対象となる主な疾患
- 頸椎症性脊髄症
- 後縦靱帯骨化症(OPLL)
- 複数椎間で脊髄が圧迫される頸椎疾患
実際の適応は、症状、MRI・CTなどの画像所見、頸椎アライメント、全身状態をもとに判断されます。

OPEN-DOOR PLASTY FOR EARLY RECOVERY APPROACH
低侵襲を目指す、頸椎の手術。
術式を知る。根拠を確かめる。 自分に合う治療を、医師と考える。
図:『新 OS NEXUS No.18』図9より(転載許諾済み)
MIST-OPERA / exLAP
情報提供:成田渉(亀岡市立病院 脊椎センター)
ページ更新:
手のしびれや細かい作業のしづらさ、歩きにくさが、首の脊髄圧迫によって起こることがあります。治療の選択肢は一つではありません。頸椎OPERA法の対象となる病気、従来法との違い、リスク、相談先を順に説明します。
しびれ、手の使いにくさ、歩きにくさを確認します。
MRI、CT、X線で圧迫と骨の形を確認します。
OPERA法、従来法、前方手術、固定術を比べます。
手術指導を受けた医師の在籍病院を確認します。
Definition
exLAP(外視鏡下小侵襲片開き式椎弓形成術)は、頸椎OPERA法を外視鏡下で行う術式の論文上の名称です。本サイトではOPERA法の説明にexLAPの手技と研究を用います。Opera Laminoplastyシステムは、開いた椎弓を支えるプレートなどで構成する医療機器です。
頸椎OPERA法は、成田渉が2020年からOpera Laminoplastyシステムとともに開発を進めてきた術式です(開発者提供情報)。機器の承認番号は30500BZX00045000で、初版の電子添文は2023年4月1日付です。添文の発行日と承認日は異なり、承認番号は機器に付与されたものです。開発の経緯と機器資料
実際の適応は、症状、MRI・CTなどの画像所見、頸椎アライメント、全身状態をもとに判断されます。
脊髄の圧迫を広く解除する頸椎椎弓形成術の考え方を保ちながら、小切開、筋付着部の温存、拡大視野、椎弓保持を組み合わせ、身体への負担を抑えることを目指します。
強い後弯、K-line陰性のOPLL、固定術が必要な不安定性、感染、骨質や全身状態の問題などでは、別の術式が適することがあります。
Difference
脊髄を安全に除圧することが大切です。頸椎OPERA法では、小切開で必要な部位に到達すること、拡大視野で確認すること、開いた椎弓を保つことを、一連の手順として考えます。
Textbook Figures
以下は『新 OS NEXUS No.18』掲載章「3cmで行う片開き式頚椎椎弓形成術 外視鏡とXRを用いた試み」からの引用図です。本文の理解を助けるため、最小限の図解として掲載しています。
Patient Flow
このページは受診を急がせるものではありません。症状、画像、術式、リスクを一つずつ確認し、手術が必要か、保存療法や別術式が適するかを考えるための入口です。
手のしびれ、細かい作業のしづらさ、歩きにくさ、転びやすさ、膀胱直腸障害などを確認します。
MRIで脊髄圧迫を、CTで骨化や椎弓形状を、X線でアライメントや不安定性を確認します。
頸椎OPERA法が適するか、前方手術、固定術、従来法、保存療法などが適するかを比較します。
期待できる点だけでなく、合併症、限界、術後経過、再手術の可能性まで確認します。
Related Facilities
関連施設は、成田渉医師からOPERA法やその周辺手技の手術指導を受けた医師が在籍する病院です。公式な認定施設の一覧ではなく、常時OPERA法を実施していることを示すものでもありません。受診先を指定するものでもありません。受診方法や紹介状の要否、診療日、担当医は各施設の公式案内で最新情報をご確認ください。
Meaning
頸椎疾患に適する治療は、症状、画像、全身状態によって変わります。関連施設の所在地とアクセスは、患者さんが通院しやすい相談先を考えるための情報です。
宮城県仙台市
東京都渋谷区
東京都大田区
静岡県三島市
岡山県岡山市
高知県高知市
岡山県岡山市北区。岡山駅方面からバスまたは車でアクセスします。公式ページにバス、道路、駐車場の案内があります。
宮城県仙台市太白区。仙台駅から宮城交通バスで約30分、仙台西多賀病院前から徒歩5分が目安です。
高知県高知市。JR高知駅からタクシー約15分、バス約30分が目安です。外来は原則予約制と案内されています。
東京都渋谷区。小田急線 参宮橋駅から徒歩5分、JR代々木駅から徒歩8分。都内からアクセスしやすい脊椎専門病院です。
東京都大田区東六郷2丁目20-25。京急本線 雑色駅から徒歩6分、JR蒲田駅方面からはバス利用も案内されています。
静岡県三島市。三島駅南口から車で約5分、三島広小路駅から徒歩2分。新幹線利用の方も検討しやすい立地です。
Sources
MIST-OPERAをOpen-door Plasty for Early Recovery Approachとして説明し、成田渉医師と脊椎センターの情報を掲載。
exLAPについて、28例を対象に急性期の術後頸部痛などを検討した技術報告・予備的臨床研究。
OPENOVA掲載情報では、使用インプラント、製造販売業者、一般的名称、承認番号30500BZX00045000が明記されています。
患者さんの体験談や治療効果を強調する表現は用いず、対象疾患、適応の判断、治療の限界、合併症、出典を記載しています。
頸椎OPERA法(MIST-OPERA)は、小切開と筋付着部の温存を重視した片開き式頸椎椎弓形成術です。首の後ろから脊髄の通り道を広げます。外視鏡下の術式はexLAPと呼びます。
頸椎症性脊髄症や後縦靱帯骨化症(OPLL)などで検討します。症状、圧迫の位置、頸椎の並びや不安定性、全身状態により、保存療法や別の手術が適する場合もあります。
2024年のexLAP論文は、外視鏡下の術式17例と従来法11例、計28例の急性期成績を比較した予備的研究です。この研究だけで長期成績やすべての患者さんへの効果が確定するものではありません。
関連施設は、成田渉医師から手術指導を受けた医師が在籍する病院です。手術の実施状況、担当医、紹介状・予約の要否は各施設に直接ご確認ください。
受診先の医療機関へご相談ください。手術内容、入院期間、保険資格、自己負担割合などにより支払額は異なります。機器の価格と手術・入院費の総額は同じではありません。
Consultation
頸椎OPERA法が適するかどうかは、症状と画像所見を合わせて判断します。紹介元医療機関からの診療情報提供書、MRI、CT、X線画像があると判断がしやすくなります。
最終更新:2026年10月2日。本文は一般的な医療情報であり、個別診断に代わるものではありません。